どんなときだってお勉強
2001年1月24日会議にて、日記を書くのをお休みしておりました。
今日はお休みでありましたので、競合店の家具屋さんに行って参りました。
一番のシーズンである学習机の接客を受けようと意気込んだものの、やはり年若い故に誰も食いついて来て下さらないのでした。まあ、23のおねえちゃんに6歳になるお子が居ると考えるのは難しいですものね。
その辺一辺を見渡して、店員が気付くように振舞いながらベッド売り場へと足を運びました。おそらくついて来て下さるはず。案の定、40くらいの女性の方がわたくしの接客にあたって下さいました。
このお店では、日本で一番のシェアを持つフランスベッドを多く取り扱っていました。確かにネームバリューが有り、日本人の信頼が有ると思います。其れゆえに、接客もし易いように思われます。
一応、父と母にプレゼントとして考えているのだというように申し上げました。実際考えておりますれば、嘘ではございませんので、心も痛まないと言うものです。
やはリ接客に大切なものというのは、話を途切れさせないテクニックも必要でありますが、何より何より、少し頭の足りなさそうに話す方が、お客様の心をぐぐっと掴めるのではないかというように思われました。
「これは、ほんっっっとうにすごいっ」
わざと大仰にマットレスを褒め称えてみたり、
「本当にお優しい方よね、ね、ね」
わざと大袈裟に強調してみたり。
ちょっと引くわ、と思うくらいにダイナミックに申し上げる方が、意外と心に響いたりするものだなと考えたり致しました。
わたくしのお話の仕方は割と平淡で、抑揚が無くあまり感情がこもらないので、熱心に説いている感じがしないように思います。
これは実の所、大きな課題となりそうです。
結局、羽根布団まで説明を受け、又兄と相談して参りますと述べてからお店を出ることにしました。販売員の方は名刺を渡し、出口まで見送ってくださり、わたくしの名前を聞かれました。少し突然で有ったので咄嗟には返事をし切らないで居ると、ええいいえ、又きっと遊びに来て下さいねと笑顔を向けて下さいました。
きっと、ここで名前をすらりとおっしゃるお客様こそが脈有り、と目測を付けるのでしょう。確かに良い目安となります。
しかし、お名前を聞かれても意外に厭な気持ちはしないものだと感じました。
毎日接客をしておりますと、お客様の気持ちが良くわからなくなります。何処までお聞きしても気分を害されないのかが、少し判らなくなるときが有り、億劫になり引き篭もってしまいがちです。今日のように自らがお客様になると、色んなことが見えてきたりも致しますれば、こういう機会は実に大切なものであるのです。
お店に行くときはいつもお勉強です。それが、どんなお店でありましても。
明日よりも又、頑張りましょう。
今日はお休みでありましたので、競合店の家具屋さんに行って参りました。
一番のシーズンである学習机の接客を受けようと意気込んだものの、やはり年若い故に誰も食いついて来て下さらないのでした。まあ、23のおねえちゃんに6歳になるお子が居ると考えるのは難しいですものね。
その辺一辺を見渡して、店員が気付くように振舞いながらベッド売り場へと足を運びました。おそらくついて来て下さるはず。案の定、40くらいの女性の方がわたくしの接客にあたって下さいました。
このお店では、日本で一番のシェアを持つフランスベッドを多く取り扱っていました。確かにネームバリューが有り、日本人の信頼が有ると思います。其れゆえに、接客もし易いように思われます。
一応、父と母にプレゼントとして考えているのだというように申し上げました。実際考えておりますれば、嘘ではございませんので、心も痛まないと言うものです。
やはリ接客に大切なものというのは、話を途切れさせないテクニックも必要でありますが、何より何より、少し頭の足りなさそうに話す方が、お客様の心をぐぐっと掴めるのではないかというように思われました。
「これは、ほんっっっとうにすごいっ」
わざと大仰にマットレスを褒め称えてみたり、
「本当にお優しい方よね、ね、ね」
わざと大袈裟に強調してみたり。
ちょっと引くわ、と思うくらいにダイナミックに申し上げる方が、意外と心に響いたりするものだなと考えたり致しました。
わたくしのお話の仕方は割と平淡で、抑揚が無くあまり感情がこもらないので、熱心に説いている感じがしないように思います。
これは実の所、大きな課題となりそうです。
結局、羽根布団まで説明を受け、又兄と相談して参りますと述べてからお店を出ることにしました。販売員の方は名刺を渡し、出口まで見送ってくださり、わたくしの名前を聞かれました。少し突然で有ったので咄嗟には返事をし切らないで居ると、ええいいえ、又きっと遊びに来て下さいねと笑顔を向けて下さいました。
きっと、ここで名前をすらりとおっしゃるお客様こそが脈有り、と目測を付けるのでしょう。確かに良い目安となります。
しかし、お名前を聞かれても意外に厭な気持ちはしないものだと感じました。
毎日接客をしておりますと、お客様の気持ちが良くわからなくなります。何処までお聞きしても気分を害されないのかが、少し判らなくなるときが有り、億劫になり引き篭もってしまいがちです。今日のように自らがお客様になると、色んなことが見えてきたりも致しますれば、こういう機会は実に大切なものであるのです。
お店に行くときはいつもお勉強です。それが、どんなお店でありましても。
明日よりも又、頑張りましょう。
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