売上げまずまずな此の頃であります。

わたくしは基本的に嫉妬というものからかけ離れた性格を持って居ると思って居るのですが、其れでも時々はちりちりと、何やら傷付きながら妬ましい気分に成ることも御座います。

バックルームに転がっている青年向け雑誌のグラビアを飾る、胸の大きなおねえちゃんを眺めて。
いいえ、胸の大きなこと自体には其れほどの魅力も感じないのですが、
「触ってくれと言われたら、触るよね」
と言う先輩社員のお言葉に、むむうと思わずに居られなかったのです。
やきもちと言うか、何て言うのか?

本当は其の後の、スレンダーなお体でらっしゃる奥様を持つ彼の口から発せられた、
「すきに成ったら、どんなヒトでも構わないのです」
と言う言葉のほうに、ちりちりちりちりと煙が立つくらいに立ち上るものを感じたのでした。

自分に足りない何かを、何の気無しに持ち合わせて居るヒトビトに、ほんの少しだけ、ちりちりと何かをたぎらせて居ます。
其れは『生まれながらに男で在った』とか、『気が付いたら二人は一緒に居た』とか、そういう本人の努力により得られた訳ではないものを、さらりと着こなしてしまうようなヒトビトを見ると思うのです。

ちりちりちりちりと、心の奥がたぎって居る。

直ぐに忘れるようにして居りますけれど、欲しいものを自分一人のものにしてしまい切れない、という虚しさ、切なさみたいなものを少しだけ思うのでした。

どうでも良い取り止めの無いお話で御座いました。

今日の売上げ20万弱、平日に致しましてはなかなかの売上げで御座います。とは言ってもわたくし、ラッキーなだけであると言えますけれど。
明日は休日ながらにして出張のようなものに出かけますれば、早く休むことに致しましょう。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索