サービス業のキモチ

2001年4月18日
最近売ってなくないか、な此の頃です。

イヤ、そんなんではいけないのですけれど。

今日は、一番年の近い販売員さんとお話をしました。
こう言うサービス業、接客業に就いていると、お店の気持ちが痛いほどに解ってしまって駄目ですよね、というお話です。

其の販売員さんの御話によると、遂に先日プレステ2を購入したとのこと。全くおめでたいお話かと思いきや、購入したお店のクレジットを通す機械が壊れていたらしく、其の手続きになんと30分近く待たされたとおっしゃるのです。
以前ならば、何考えてんだコラこんなに客を待たすとはどうおとしまえつけんだよと吹っかけるところですが、まあ事情も解らないでも無いし、待ってあげましょうかと寛大な気持ちで居られたとのことでした。
お詫びの品として500円の商品券を貰ったそうです。

この話をお聞きして先ず思ったのは500円は安過ぎるのでは無かろうかということであるのは言うまでも御座いませんが、全くもってこのお話、深いです。

お客様の中でも、サービス業に就いていらせられる方などは、つい愛想を振り撒いてしまうのか、お話の仕方を見れば直ぐわかります。何処か丁寧で、何処か親切で、そして柔らかいのですよね、人当たりが。
わたくしなども矢張り、普段買い物などをする際にもつい愛想を振り撒いてしまうのです。これは誰にも止められず、穏やかな笑みをたたえつつ、爽やかな風を吹かせてしまうのでした。すごく、疲れているのに。

世の中全てのヒトがサービス業を経験すれば、それぞれ思いやりの心が育まれるんじゃないのだろうか。中学校の必修にしたらどないや(て、最近は地域学習とか何とかでイロイロ体験させていらせられるご様子ですけれども)。

今日の売上げゼロ、こんなんではいかん。ソファも動かす華の23歳独身、明日も頑張りますぞ。

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