悲しみたがり

2001年5月20日
何処か遠くへ、な此の頃です。

近くのスーパーが酒類の取り扱いを始めたので、ついついついつい酒好きのわたくしは、アサヒスーパードライを手にしてレジに並ぶのです。

お酒は良い。やはり良い。

厭な事も程よく忘れて、良い気分に成れる事だけ考えて眠るんだ。23年人間やっていると、色々と厭な事も有りますものでね。

自分が女性でなければなんて、何度思っただろうかしらねえ。わたくしが男性であったらば、老いぼれのじじ様に馬鹿扱いされる事も無かったのかしらんと思うわけなんです。
もう二度と口はききません。

そんな事が有った当日は、其れを口金にして涙がだああとこぼれた。23年の人生の内の、主にここ1年間の間の辛くて仕方ないことを頭の中でプレビューして、勝手にひとりでしくしくと、やってしまった。
思うに、ヒトはすすんで悲しみたがる動物なのだ。長く生きていれば、思い出すだけで涙の出そうな思い出など一つや二つ、誰にだって有るはず。なのにきわめて自分は不幸で有るように思いたくて、わざわざ封印したはずの不幸話を深夜に思い出しては、鼻水をだあだあ流し、次の日に目を腫らして出勤をするのだ。

少なくともこのわたくしはそうなのだ。

普段は、忘れて生きている。忘れて生きていくことが可能だ。

酔うのは素晴らしい。お酒はとても素敵だ。

今日の売上げ10万弱、明日は月曜、頑張りましょう。

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