こっそりブチきれ、な此の頃で御座います。

お店にやってくる小さなお子様達にとって、商品である家具類はただ単に遊び道具としか目に写って居られないようです。

目の前に広がる多数のソファ!多数のベッド!そんなものを目にして、登らずに居られようかイヤ居られまい(反語表現)。
少しばかりお行儀の良いお子様はお靴を脱いでヨイショと登ってくれますが、大抵のお子様は、男女問わず何の躊躇いも無く、靴のまま登ってはソファの背もたれを越えてみたり、並ぶベッドを渡り歩いたりなどしてくれます。

商品を守るのも当然ですが、お子様方の身を守るのも当然とて、一先ずお子様には注意するものの、ゆうこときかーんクソ餓鬼の多いこととて、親御様がたを探します。

「おかあさんは?ドコ行ったのかな?」
「おかあさん迷子になった。どこか行った。」

この会話の不毛なことったら!きちんと手前のお子くらい手前で面倒見ておかれよ。動き回るお子がどんな行動を取るのか心配くらい成されい。ひとさらいも珍しくない昨今、一体誰があんたのお子をまもるのか、考えてみられよ。

と心の中で「魁!クロマティ高校」ばりに凄んで居ると、丁度そのくらいに親御様方が愚息どもの悪さに気が付いて、お引き取りにやって来られます。
「こおらぁ、駄目よお、お姉ちゃんから怒られるのよぉ〜」

お子がお子なら親も親。
辛うじて「お姉ちゃん」という言葉がポイントゲット(しなくて良い)。

どんだけお子の顔でも引っ叩いて、首根っこ掴んで引き摺り下ろしてやりたいと思うもぐぐっと耐えたのか、つゆほどもお考え下さらないご様子。
手前のお子くらい手前で叱りつけい!ズゴゴゴゴゴゴ……と効果音が響いてきそうな勢いです。

何が一番ブチブチかって、知らん顔の親御様。
かけ回ってテーブルに頭をごっつんこしたお子、ビックリして親御様はドコ?親御様はドコなんよ?とあたりを見回しても其れらしき方も居られず、アレレ痛かったねえ痛かったねえとなだめて居るとお子の駆け寄るのは、その辺で家具に見入る真の親御様。
夢中に成って見て下さるのは、嬉しいんですけれど…。

手前ら子なんか産むな育てるな、連れて来るなー!
(この年齢層は客単価がどうしても低いので、強気イング)←感じ悪

でもそんな親御様方はけっして珍しくも何とも御座いませんでしてよ。該当なさるお心当たりの有るお方、お気をつけ成すって、特に夜道に。

さて今からボウリング。投げるわよ。

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