あの瞬間

2001年7月2日
ハ、ハムッ!な此の頃です。

てゆーかこのCM何方様もご存知無いのは何故か。(わかるまい…ローカルCMだろうし)

今日はグチではなく、おしごとをしていてにやりとする瞬間をお教えしたいと思います。

見た目と実年齢共に年若い故に、家具販売には苦しいわたくしです。こんな子はモノを知らないのでしょうと、相手にして下さらないお客様など珍しくもありません。

「パソコンデスク詳しい方いないの?呼んで下さらない?」
「もっと上の詳しい方。上のヒト呼んでよ。」

多いです。多過ぎますこのような方々。ヒトを馬鹿になさるのも大概にせえよと思うも、つい慎ましいわたくし、仰るとおりに上司を呼んでしまいがちではあったのですが、最近では矢張りそうも言って居られず、自らの身で受けて立つようにして居ります。
此れは、戦いなのです。お客様と自分との、戦い。

お客様の要望をさり気無く無視して、接客をはじめます。お話を聞いてみれば何の事は無い、大した説明を必要としないことが多いものです。
この時のポイントは、例えわからないことを聞かれても戸惑わず、慌てずに、落ち着いて考えてみてから答えを出すことです。答え方も、迷わずに断定的に、其れで居て少しの逃げ道を用意しつつお話を進めるのです。
心の中ではバックンバックン、いやーんそんな事知らないわよーと思いながらも、ハッタリかますぜの勢いで強めに話します。
勿論存じている事は自信を持ってお話致します。失礼でない程度の強い口調で、自信を持って誇らしげに、さも常識であるかのように。

するとね、有るんですよ。

アラこのねーちゃん、意外にモノを知ってるんじゃないの、とお客様が思い始めたな、という瞬間。

其処から更に自信を持ってお客様にあたると、お客様の方も色々とお話をして下さるようになり、テンポ良く接客が進み始めるのです。
一旦信頼を得てしまえば、後は結構簡単でいい加減なもので、チョットしたボロを出しても何だかお許し下さるものだったりします。マア若いから仕方ないわよねと、最初の頃とはうって変わられたりもされます。ごみ箱にごみ袋をセットする仕方を知らなくっても、お許し頂けるんです。

あの瞬間が堪らないのです。あの瞬間。あーのーしゅーんーかーんーーー。

接客業なんて向かないよと決めこんでいたわたくしですけど、ヒトを惹きつけるのは結構面白い訳で、そんな面白さの中、おしごとしています。

今日の売上げ9万ちょっと、今月は売りきる主任さん目指して頑張りますよ。

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