寝るヒト

ニキ成らずしてヒキ成り、な此の頃で御座います。

御休みの日は、朝から、ぐったり寝ることを常としています。
普段の生活において生じた睡眠不足を、この日にいちどきに取り戻す為です。寝溜めは出来ないものだと良く言われますけれど、わたくしには此れ偽りなりと思う事多々有りという訳で御座います。

睡眠は、脳味噌が活動中に感じた疲労やストレスを癒し、分解するもので、長眠を貪る者と致しましては、其れには多くの時間を要するのだろうと言う事が最近わかるように成って参りました。
要領が悪いとも言えるような気がします。短眠者と比べれば。

夕方に成りては、完全すっっぴんのまま食料を調達しにどこぞへ出掛けます。日も暮れて居るので色々と全てがいい加減です。

今日は、レジのおねえちゃんとしか話をしなかったな、なんていう御休みの日など、ざらに御座います。

嗚呼、呑みごとに街へ出掛けたい。心ゆくまで酔いしれたい。
今年用のブーツもバッグも揃えて、髪の毛も其れなりにお金を掛けて、身だしなみを整えてみるも、御休みの日をこの様に過ごしては何の意味が有ろう、等とぼんやり考えつつ、作り置きのポトフと不味い明太子という怪しからぬ組み合わせの夕飯を食べます。安い明太子は本当に不味かった。矢張り明太子すらブランドの時代です。

電話が鳴った。
此れこそ正に怪しからぬ勧誘の様な内容。
敢えて無視をするに決め込む。
わたくしの大切にしている着信履歴を汚染してゆくものなどに、貸す耳は無い。

そして又眠りに就くので御座いました。

明日は…、頑張りますでしょう。