恋愛の付加価値の創造

いつまで頑張るの、な此の頃で御座います。

毎度最終に頑張るの頑張らないのと綴り続けるのを常として居るわたくしで御座いますが、この所、頑張るのか頑張らないのかを頑張って考えたり頑張って考えまいとしたりして居ます。

例えば気に成る彼へのアタッキング。
頑張るべきなのか、頑張らないで居るべきなのか。
勿論、世間一般では「頑張ること」は素晴らしいとされて居ますから、本当なら此処は「頑張ること」を選択すべきなのだろうと言う雰囲気は保たれて居ます。
でも、もっと、ほろ酔いの恋焦がれる気持ちをマターリと堪能するだとか、今度は失敗は許されないであろうことだとか、さすがに両親に申し訳立たないゾなんてことだとかが色々交じり合って、未だ此処では足踏みをしてもっと様子を探るべきではないのかしらと、脳味噌の傍で誰かが囁くわけです。

更には、おかしなプライドなども手伝って
「矢張り自ら頑張るべきでない、うむっ」
という結論へ歯を食い縛りつつ導こうとします。

「頑張らないこと」を「頑張って」おこなう訳ですから、結句頑張ってしまう自分が居たりして、少し可愛らしく思われませんか。

頑張ってみたい
頑張りたくない

と、深夜に渡り考え続け、何も其の結論などを得ず、目の下にクマを作り、肌なども荒れて、この様では彼に会うことも気恥ずかしく思われて、更に其の迷宮に迷い込むなども、たいそう滑稽に思われるので御座いました。

誰かに背を押して貰いたく成って、ヒトに相談をしようにも、何とはなしに矢張り気恥ずかしく、さりとて自分ヒトリの判断も頼りなく、いつまでもあちらとこちらの右往左往を繰り返すのが誠に滑稽に思われるので御座いました。

でも結局は頑張るだろうと思います。
恋愛の付加価値を作るのは、矢張り自分だと知って居りますからです。

明日からではありませんけれど、頑張りますでしょう！