其れはセクハラと呼んでも差し支えない御言葉か
2002年11月26日御結婚、な此の頃で御座います。
2日前の24日、先輩主任が目出度く御結婚をなさいまして、素晴らしいお二人の仲を御披露下さいました。
先輩主任は以前の御店にて大変にお世話様に成りました御方で御座いましたので、是非ともこの式に出席させて頂かなくっちゃあ成りませぬとて、特急白いソニックに乗りては会場まで急ぎ馳せ参じ、そこでわたくし共が眼に致しましたのは、美しき花嫁を得て幸福に満ちる笑顔を保つ彼の御姿で在りましたのです。
勿論年頃の娘と致しましては、結婚の儀成るものに憧れを抱かない筈も無く、其の純白のドレスに、其の優美な線を描くブーケに、其のテーブルを飾る御頭付きの鯛に、目を奪われ休める間も無かったのは言うまでも御座いません(ホントは御刺身を心底好んで止みません・白身赤身問いませぬ)。
お祭り騒ぎの週末を乗り越え、おしごとの通常モードに戻りますと、此れは又此れで同僚との下らない会話も楽しみます。本日は珍しくも早めの帰宅を果たしましたゆえ(とは申しませど9時退店で御座いますれば、世のアフター・ファイヴ成るものを御楽しみなさる御方々と比べますれば全く他愛の無い、つまらないもので御座いますけれど)、時にはカフェめしも宜しきとて、手作りパスタを専門とする御店に出向いたので御座いました。
ンマーなひとときを過ごしながら話題に致しますのは、勿論先だっての結婚についての事で御座います。
特別女性社員の少ない我社で御座いますれば、結婚もおしごとも、という選択の無い昔気質なところを未だ拭い去れては居ないこの状況に置きまして、全く無粋なことを御申しつけに成られる上司などもいらっしゃいます。
「マダマダ、結婚ナドハ後デヨイモノダ、世ノ中ヲ見テ御覧、何歳ニ成ッテモ結婚ナドハ出来るモノダヨ」
「是非トモ結婚シタ後にも仕事ハ続ケテイク、トイウ気概で頑張ッテ貰イタイ」
等、まこと様々な御言葉を頂戴致しますけれど、皆様の共通点と言いますればマ、無責任といった処で御座いますでしょうか。
どちらの御世界におかれまして、朝も夕も無く日々必殺の13時間勤務を果たす嫁を欲する殿方、其の親御様がおいでになるので御座いますでしょうか?
満足に朝食の準備もせず、化粧などももそこそこに、明るい内に帰宅などは夢のまた夢、時間においても全くの保証も無く、何の前触れも無く「会議」と呼ばれる雑談のようなものに拘束され、酷い時には日を跨いでしまうこともあるようなそんな嫁を、本当に欲する殿方が居られるとでも思っておいでなので御座いますでしょうか。
寧ろ、年頃である御自分の娘御様が勤め先にて
「結婚ナドハ未ダ先デヨイ」
と言い放たれる姿を想像して頂きたいもので御座います。其の無責任な発言に、怒りをこみ上げない訳にはいかないのでは御座いますまいか。其の健康を保つことに依存し、日々の疲労は積み上げられ、いずれは体力の限界を感じ辞さねば成らないであろうこの職場に、そうそう長く勤め上げようと思う婦女子が居るものでありますでしょうか。
結句期待などしては居ないのに、無責任な御言葉のみで人を引き留めようとする愚の骨頂を見ている気が致されます。
因みに、婚姻関係を持つ女性社員の数は現在推測2〜3名、男性社員の其れと比べますれば何百分の一といった処か。出産休暇におきましても其の制度を利用された方も無く、最早無いのと同じで有ると判定されて居ります次第で。
其処にしがみついている自らのリスクである、とは考えて居りましたから、此れまで別段構わずに居たのですが、上に挙げました無責任発言を聞き存じて居る昨今におきましては耐え難きものを感じるので御座います。
嫁にはいけるときにゆけ。
先人の遺した言葉で御座います。
機会は逃さないわと、明日も頑張りますでしょう。
2日前の24日、先輩主任が目出度く御結婚をなさいまして、素晴らしいお二人の仲を御披露下さいました。
先輩主任は以前の御店にて大変にお世話様に成りました御方で御座いましたので、是非ともこの式に出席させて頂かなくっちゃあ成りませぬとて、特急白いソニックに乗りては会場まで急ぎ馳せ参じ、そこでわたくし共が眼に致しましたのは、美しき花嫁を得て幸福に満ちる笑顔を保つ彼の御姿で在りましたのです。
勿論年頃の娘と致しましては、結婚の儀成るものに憧れを抱かない筈も無く、其の純白のドレスに、其の優美な線を描くブーケに、其のテーブルを飾る御頭付きの鯛に、目を奪われ休める間も無かったのは言うまでも御座いません(ホントは御刺身を心底好んで止みません・白身赤身問いませぬ)。
お祭り騒ぎの週末を乗り越え、おしごとの通常モードに戻りますと、此れは又此れで同僚との下らない会話も楽しみます。本日は珍しくも早めの帰宅を果たしましたゆえ(とは申しませど9時退店で御座いますれば、世のアフター・ファイヴ成るものを御楽しみなさる御方々と比べますれば全く他愛の無い、つまらないもので御座いますけれど)、時にはカフェめしも宜しきとて、手作りパスタを専門とする御店に出向いたので御座いました。
ンマーなひとときを過ごしながら話題に致しますのは、勿論先だっての結婚についての事で御座います。
特別女性社員の少ない我社で御座いますれば、結婚もおしごとも、という選択の無い昔気質なところを未だ拭い去れては居ないこの状況に置きまして、全く無粋なことを御申しつけに成られる上司などもいらっしゃいます。
「マダマダ、結婚ナドハ後デヨイモノダ、世ノ中ヲ見テ御覧、何歳ニ成ッテモ結婚ナドハ出来るモノダヨ」
「是非トモ結婚シタ後にも仕事ハ続ケテイク、トイウ気概で頑張ッテ貰イタイ」
等、まこと様々な御言葉を頂戴致しますけれど、皆様の共通点と言いますればマ、無責任といった処で御座いますでしょうか。
どちらの御世界におかれまして、朝も夕も無く日々必殺の13時間勤務を果たす嫁を欲する殿方、其の親御様がおいでになるので御座いますでしょうか?
満足に朝食の準備もせず、化粧などももそこそこに、明るい内に帰宅などは夢のまた夢、時間においても全くの保証も無く、何の前触れも無く「会議」と呼ばれる雑談のようなものに拘束され、酷い時には日を跨いでしまうこともあるようなそんな嫁を、本当に欲する殿方が居られるとでも思っておいでなので御座いますでしょうか。
寧ろ、年頃である御自分の娘御様が勤め先にて
「結婚ナドハ未ダ先デヨイ」
と言い放たれる姿を想像して頂きたいもので御座います。其の無責任な発言に、怒りをこみ上げない訳にはいかないのでは御座いますまいか。其の健康を保つことに依存し、日々の疲労は積み上げられ、いずれは体力の限界を感じ辞さねば成らないであろうこの職場に、そうそう長く勤め上げようと思う婦女子が居るものでありますでしょうか。
結句期待などしては居ないのに、無責任な御言葉のみで人を引き留めようとする愚の骨頂を見ている気が致されます。
因みに、婚姻関係を持つ女性社員の数は現在推測2〜3名、男性社員の其れと比べますれば何百分の一といった処か。出産休暇におきましても其の制度を利用された方も無く、最早無いのと同じで有ると判定されて居ります次第で。
其処にしがみついている自らのリスクである、とは考えて居りましたから、此れまで別段構わずに居たのですが、上に挙げました無責任発言を聞き存じて居る昨今におきましては耐え難きものを感じるので御座います。
嫁にはいけるときにゆけ。
先人の遺した言葉で御座います。
機会は逃さないわと、明日も頑張りますでしょう。
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